みえ農業版MBA養成塾 - 三重県農業大学校 -

令和6年度入塾生 湊氏

経営概要を教えてください!

19歳から20年間営農しています。熊野市で野菜苗、花苗を4反半ほど栽培し、販売しています。
苗のシーズン(2月〜4月)には、パートの方を10名ほど雇っています。

入塾のきっかけは何でしたか?

経営を規模拡大したい想いはずっとありましたが、どう進めればいいかハッキリと見えませんでした。
そんなとき、この養成塾の存在を知り、養成塾では西村先生(三重大学大学院地域イノベーション学研究科教授)や浅井社長(株式会社浅井農園)が関わってみえ、大規模栽培を実現するまでの道筋を学べそうな内容だったため、入塾することにしました。

入塾してどうでしたか?

毎回、ビジネスプランについて考えるのが楽しくてたまらなく、時間より早く待ち合わせに到着してしまいます(笑)。
入塾して大変だったことは、私が住んでいるところが熊野市で距離が遠いくらいです。時間の合わないときは、オンラインやオンデマンドでも対応できますし、入塾して本当に良かったです。
日本政策金融公庫や西村先生、浅井社長、スーパーマーケットの方々などとの接点も持てましたし、コーディネーターの方とマンツーマンで話ができたことで、考え方が広がりました。

コーディネーターとの面談

養成塾にはどんな人が向いていると思いますか?

本気で大規模化をめざしている方は向いていると思います。
私は経営を規模拡大したい想いはずっとあったのですが、やり方が分からず、限りある時間のなかで、少しずつしか拡大していけませんでした。
 養成塾を通して、融資を受けるための計画や実績の作り方を学び、お金を借りて飛躍的な規模拡大をめざせるようになりました。

将来の夢を教えてください!

新たにキュウリ栽培を試行しており、まずはキュウリの1ha規模での周年栽培で、年間売上一億円を目標にしています。
雇用も生み出し、熊野市にこんな法人があるんだとアピールできる法人にしたいです。
 将来的には三重県を代表する法人、ひいては日本の役に立てる法人をめざしています。

キュウリ栽培の規模拡大に向けた準備
(ハウス建設中)