みえ農業版MBA養成塾 - 三重県農業大学校 -

Question Answering

よくある質問

養成塾の特徴について

「みえ農業版MBA養成塾」は、全国的にめずらしい取組ですか?

先進的な農業法人や食品企業、三重大学大学院、三重県農業大学校など、産学官連携により、農業ビジネスを展開していく人材を育成する取組であり、全国的にめずらしい取組です。

「みえ農業版MBA養成塾」は農業大学校の既存の課程とは違うのですか?

農業経営者の育成を図る地域の中核的な教育機関(専修学校)である三重県農業大学校は、就農に向けた栽培管理技術や農業経営などを学ぶ養成科と、就農後の定着や農業者の経営ステージに応じたリカレント教育を行う研修科があります。養成科には、2年課程(高校新卒者等が大半)と1年課程(社会人経験者が多い)があり、履修時間は年間約1,200時間で、講義と実習が概ね6:4の割合になっています。

みえ農業版MBA養成塾は研修科に位置づけられています。農業をこれから始める方は雇用型インターンシップで実践研修を履修することとしており、実践研修と講義の割合は9対1としていることから、現場を通して農業ビジネスについて考える、実践的なカリキュラムとなっています。なお、農業に既に従事されている方は、雇用型インターンシップに代わり、自身の農業を営みながら講義を受講します。

雇用型インターンシップ受入法人等は今後増えていきますか?

雇用型インターンシップの受入法人等については、公募によりインターシッププログラムの開発に協力していただいた15の農業法人等(令和5年12月1日時点)としています。今後は、入塾生が希望する栽培作目に応じ、受入法人の拡大を検討していきます。

募集について

県外からも塾生を受け入れていますか?

塾生については、三重県内に留まらず、全国から、三重県内で農業ビジネスの展開を志す方々を幅広く募集し、三重県内で農業ビジネスを立ち上げていただくことを期待しています。

三重大学大学院との連携について

「みえ農業版MBA養成塾」に入塾すると、三重大学大学院地域イノベーション学研究科に入学できますか?

養成塾と三重大学大学院地域イノベーション学研究科の選考は、異なります。大学院研究科への入学試験は、毎年8月から10月頃に行われており、塾生が入学を希望する場合は入塾した当該年度の入学試験を受け、翌年度の4月から大学院に入学することになります。この場合は養成塾と大学院で合わせて3年間学んでいただくこととなります。

また、大学院の入学合格者が、当該養成塾に入塾する場合には、インターンシップ先の内諾を得て、養成塾の選考に臨んでいただくこととなり、この場合は2年間学ぶこととなります。

養成塾と三重大学大学院地域イノベーション学研究科との具体的な連携内容はどういうものですか?

塾長(三重大学大学院西村教授)とのディスカッションにより、農業ビジネスの展開に必要なイノベーションマインドを磨くとともに、先進的・革新的なビジネスプランの策定に向けてサポートしていただけることになっています。

養成塾修了について

カリキュラムを履修すれば、すべての塾生が修了できますか?

経営者としての可能性や、今後のビジネス展開を期待できる、一定レベル以上の評価が得られた塾生に対して、修了証を交付することとしています。

養成塾修了後は、三重県内での就農ができますか?

入塾時に、県内で農業ビジネスの展開を目指す意思の確認をすることとしており、その意思を尊重しながら、塾でのサポートに取り組むこととしています。

養成塾修了後は、県内での就農、定着が図られるよう、インターンシップ受入法人や関係機関等と連携しながら、(公財)三重県農林水産支援センターが実施するビジネスプランコンテストへの応募など各種支援制度の活用に加え、フォローアップ支援に取り組むこととしています。